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平成14年旧西脇市建設経済常任委員会( 6月20日)

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  1. 西脇市議会 2002-06-20
    平成14年旧西脇市建設経済常任委員会( 6月20日)


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    平成14年旧西脇市建設経済常任委員会( 6月20日)            平   成   14   年   度     西 脇 市 議 会 建 設 経 済 常 任 委 員 会 会 議 録            平 成 1 4 年 6 月 2 0 日             西 脇 市 議 会  
                   建設経済常任委員会会議録 1 開催月日      平成14年6月20日 2 開催時間      午前9時59分〜午前11時45分(会議1時間46分) 3 開催場所      委員会室 4 出席委員    委員長  遠 藤   明    副委員長  石 井   潔    委 員  坪 木 季 彦    委  員  藤 本 邦 之     〃   山 上 武 司     〃    澤 田   悟    議長  藤 原 正 嗣 5 欠席委員      なし 6 欠  員      なし 7 説明のため出席した者の職氏名  市長                  内 橋 直 昭  助役                  來 住 壽 一  収入役                 高 瀬 寿 之  教育長                 丸 山 隆 義  理事                  細 見 政 利  理事付主幹               吉 田 孝 司  企画総務部長              多 井 俊 彦  財 政 課 長             牛 居 義 晴  技監                  前 田   強  設経済部長               岡 本 裕 充  建設経済部建設担当次長建設総務課長  山 本 良 嗣  建設総務課主幹             村 上   収  都市整備課長              宮 崎 憲 十  都市整備課特命主幹           能 瀬 啓 介  都市整備課特命主幹           丸 山 勝 久  土 木 課 長             黒 崎 由紀夫  建 築 課 長             片 岡 正 紀  農林振興課長              上 月 健 一  農村整備課長              小松原 壽 人  建設経済部経済担当次長商工労政課長  内 橋 純 悟  上下水道部長              今 中 敏 一  上下水道部管理課長           杉 本 眞 三  下水道課長               杉 上 茂 樹 8 出席事務局職員   事 務 局 長   小 林   宏   事務局長補佐   藤 原 和 行 9 傍聴議員     是 常 吉 信    寺 北 建 樹    松 本 正 典     田 村 慎 悟    林   正 人    林   晴 信     村 井 公 平    北 詰 勝 之 10 案  件 (1)所管事項について                △開会 午前9時59分 ○遠藤委員長   おはようございます。まだ少し定刻に早いわけでございますけども、全員おそろいでございますので、ただいまから建設経済常任委員会を開催させていただきます。  本日は、建設経済部並びに上下水道部につきまして質疑を行うわけでございますが、議事進行には各委員さんのご協力を賜りたいとこのように思います。  本日、傍聴議員は是常議員さんほか6名でございます。ご苦労さんでございます。  それでは、早速でございますが、委員会を始めたいと思います。  まず、市長からごあいさつをいただきたいと思います。 ○内橋市長   おはようございます。本日、建設経済常任委員会に各委員さん方全員ご出席を賜りまして誠にありがとうございます。  本日の建設経済常任委員会は、所管をされております建設経済部上下水道部の事業の概要、また、主要課題等ご説明をさせていただいて、委員各位のご意見なり、またご示唆をいただければというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたしまして、ごあいさつとさせていただきます。 ○遠藤委員長   ありがとうございました。続きまして、牛居財政課長から発言の求めがあります。 ○牛居財政課長   本日お手元に2枚用紙を配付させていただいております。1枚ものは、10ページの該当のところでございますけれども、経常収支比率の推移並びに公債費比率の推移ということでお配りしております。県下都市のところの空白のところが先日確定いたしました関係で本日提出させてもらっております。それから14ページなんですけれども、13年度決算見込概算額という形で配付させてもらっております。別紙のように概算額が出ておりますけれども、この額につきましては若干動くことがあるということをご了承願いたいと思います。  なお、傍聴議員さんにつきましては、先日にお配りさせてもらっておりますことを申し添えさせていただきたいと思います。 ○遠藤委員長   それでは、早速でございますが、所管事項につきまして、まず、建設経済部お願いいたします。 ○岡本建設経済部長   建設経済部所管事項につきましてご説明を申し上げたいと思います。24ページをお開き願います。  ご案内のとおり、本年4月に簡素で効率的な組織ということで課の統廃合が行われたことに伴いまして、建設経済部は8課から7課への再編がなされたところでございます。建設経済部には、建設担当部門4課と経済担当部門3課の計7つの課を配置いたしまして、技監、部長以下嘱託職員を含めまして53人の職員によりまして、今からご説明申し上げますそれぞれの業務に従事いたしておるところでございます。課ごとの職員配置につきましては、記載のとおりでございますので、ご高覧賜りたく思うものでございます。なお、先ほど委員長の方から短くというご指摘もございましたし、また委員さん、ベテランの委員さんばかりでございますので、業務の概要につきましては、この資料を熟読していただくということで主要課題に限って説明をさせていただきたいと思います。  まず、25ページの建設総務課主要課題でございます。法定外公共物に係る国有財産の譲与手続に関することでございます。本制度につきましては、地方分権の推進を図るための関係法律整備に関する法律の施行に伴いまして道路法や河川法等の適用を受けない里道、水路等で現に公共の用に供されている里道、水路の国有道路を地域住民の生活に密接に関連する公共物として位置づけ、身近な市町村に無償譲渡を行うことでございます。その上、機能管理、財産管理を市町村に引継ぎまして、従来の国に対しての利用手続の簡素化あるいは、スピード化につなげるということでございます。このことが、ひいてはまちづくりが市町村の判断で行えることとなる制度でございます。申請期間は平成16年度末までとなっておりますので、市といたしましては本年度から3カ年で払い下げ申請を行ってまいる予定にいたしております。  次に、都市整備課主要課題でございます。  1つは、都市計画マスタープランの策定についてでございます。平成13年5月18日の改正都市計画法の施行に伴いまして、県におきましてすべての都市計画区域において行われますマスタープランの策定に際しましての基本方針が定められました。市町村では、それを受けての策定業務を進めてまいるものでございます。このマスタープランにつきましては、都市計画基本方針となるものでございまして、県下の7つの地域を広域都市圏に設定いたしまして、マスタープランの役割、策定区域、都市計画の課題、都市機能、環境、施設整備の基本的な考え、区域区分、いわゆる線引きの方針でございますが、こういったものを市町村の意見を聞きながら、調整しながら県が策定をするものでございます。  市におきましては第3次総計の実施行動となります市民参加による地区別整備計画や、本年度の所信表明に市長が示しました参画と協働のまちづくりとも連携させながら取り組んでいく考えでございます。  次に、山麓開発事業についてでありますが、ご案内のとおり山麓開発事業につきましては、平成元年度に策定のふるさと文化公苑群構想におきまして、西脇公園とその北東の丘陵地を体育、スポーツのゾーンとして周辺環境と調和のとれた整備を図るとしておるところでございまして、第3次総計でも位置づけられているところでございます。本事業につきましては、長年の懸案でございました斎場移転計画に伴いましてかねてから地元住民の強い願いにこたえるというようなことで事業化を図ってまいるものでございます。平成13年度には、関係機関協議と並行いたしまして基本設計を行い、本年度は昨年度の基本設計に安全性、機能性、施工性等の検討を加え、事業実施に必要な詳細、設計、及び開発許可に必要な図書の作成業務を行う予定でございます。  次に、高田井の土地区画整理事業でございます。都市基盤の整備と健全な住宅地の供給ということでこの事業が進められておりまして、現在道路舗装等の一部を除きまして、公共施設の整備がほぼ完了する中で、宅地造成工事と残っております公共施設整備工事等を進めておるところでございます。保留地につきましては、全体の約4割が売却できまして、引き続き早期完売に向けての努力がなされております。市といたしましても、事業の早期完了に向け、引き続き積極的な指導、支援をしてまいるところでございます。  次に、野村のグリーンヒル土地区画整理事業についてでございますけれども、換地区域の道路舗装工事を除きましてこの7月には、宅地造成工事がほぼ完了いたす予定となっております。換地処分の準備のため、現在工事と並行いたしまして確定測量と換地計画の作成作業を進めておるところでございます。保留地につきましては、この2年間で全体の約4分の3が売却できまして、残りは42区画となっております。市といたしましても、早期に保留地を完売して換地処分を行い、事業の終結が図られますよう組合への指導、支援をしてまいりたく考えておるところでございます。  次に、土木課でございますけれども、土木課の事業としての主要課題は板波橋の架替事業についてでございます。この事業につきましては、ご案内のとおり12年度からの継続事業といたしまして県に事業委託をしておりまして、平成13年度には、下部工の橋台2基,橋脚3基、および一部護岸工を行ったところでございます。また、上部工の桁の工場製作にも着手したところでございます。今年度は上部工の桁仮設工事を、この渇水期となります11月以降に着手の予定でございまして、あわせまして取りつけ道路の施工も行う中で平成15年度の夏ごろには、供用開始が図られる予定でございます。その後、現橋の撤去や取合護岸工事等が行われ、15年度中には事業完了する予定となっております。  次に、27ページの建築課の主要課題でございます。  1点目は、市営住宅家賃滞納対策についてでございます。経済情勢の低迷等によりまして、仕事量の減少あるいは失業、勤務形態の変更等非常に雇用状況が悪化いたしておりまして、入居者の収入の不安定化が一層深刻化しておるところでございます。入居者個々の事情はあるものの、生活に不安を抱える中で、家賃滞納者も増加傾向にございまして、家賃の徴収は大変厳しい状況が続いておりますが、家賃滞納の解消は住宅管理上の大きな課題でもございますので、今後とも滞納の解消を図るため滞納者に対しては厳しく督促を行い、徴収の確保、収納率の向上に努めていく所存でございます。  次に、平成12年度に策定した公営住宅ストック総合活用計画によりまして、建替団地とされました日野ヶ丘団地につきましては、本年度から、建替事業に着手いたします。事業計画といたしましては、大規模団地であるため全戸の建替は長期間にわたる非常に大きな事業となるわけでございますけれども、当面の計画といたしまして、本年度再生団地計画策定業務を実施し、区域・区割りの確定、建築基本計画、道路等の土木設計、建替プログラム等をまとめる予定となっております。また、敷地につきましては借地もたくさんあることから、また現に入居者もいることからあわせまして敷地調査、境界確認、地元地権者、入居者の説明等を行いまして、入居者仮移転先の検討なども行う予定にいたしておるところでございます。したがいまして、この経違経過の中で、15年度には第1期工事区画道路等基盤整備工事並びに、入居者の仮移転、既存住宅の解体。撤去を行いまして16年度に第1期工事として市営住宅1棟の建築工事を施工する予定でございます。また、17年度には第2期工事として県営住宅の建築着手を目標として今準備を進めているところでございます。  次に、3点目の都市計画法施行条例による市街化調整区域開発許可制度の運用についてでございますけれども、この件につきましては、平成13年5月18日に県が改正都市計画法に基づく市街化調整区域開発許可の弾力的な運用を行うということで、都市計画法の施行条例を制定し、本年4月から施行いたしておるところでございます。  この条例におきまして、新たに土地利用計画と連携して許可する開発行為を定めましてこれまで認められなかった開発行為を新たに認めることといたしておるところでございます。この開発許可の運用拡大を図っていくためには、市街化調整区域土地利用計画をつくることが必要でございますので、市といたしましては、今後県とも調整しながら必要に応じ情報提供等を行いながら市民の理解を得たいというふうに考えておるところでございます。  次に、経済担当部門の方へ移らせていただきます。32ページでございます。主要課題につきましては、33ページに記載しておるところでございます、農林振興課でございます。  まず、1点目は生産調整対策の推進についてということでございまして、昭和46年から始まりました米の生産調整につきましては、自来30年間にわたりまして取り組んでおるところでございますけれども、現在は食糧基本法等をもとにした新食糧法を受けまして水田農業経営確立対策として実施いたしておるところでございます。  平成14年度の転作率につきましては、前年度とほぼ同数の39.7パーセントと高い配分率となっておるところでございます。農家にとりましては、大変厳しい状況には変わりはなく、もはや限界に近い状況でございますけれども、米の価格安定ということにつきましては避けて通れない問題でございます。農家及び各農会等の理解と協力を得ながら目標達成に努めてまいる所存でございます。  2点目の地域農政推進対策の推進につきましては、西脇市の農業につきましては兼業農家による水稲栽培が中心でございます。一部、酪農家、肉用牛農家ハウス等による野菜栽培農家がありますが、規模の小さい農家が多く、担い手不足が深刻化しておるところでございます。  一方では、後継者がなく放棄田が見られる集落があるのも実情でございまして、このため、その対策として遊休農地等農業経営の改善を計画的に進めようとする農業者に集積することによりまして、大規模農家を育てていく、あるいはまた集落単位に集落営農組織を育成しまして、効率的な生産体制、機械化一環体系等を推進し、コストの低減を図っていくこと。あるいは、さらにはハウス等による特色のある野菜栽培農家を育成していくなどの施策を推進しまして、農業者の所得の安定を図るとともに後継者等の育成に努めてまいりたく考えておるところでございます。  次に、西脇市地方卸売市場を取り巻く環境につきましては、ご案内のとおり長い社会経済の低迷などによる極度な消費力の低下、流通の広域化、大規模化などの変化に伴いまして取扱量や取扱高が大幅に減少して、卸売市場経営状況が年々厳しくなっておるところでございます。このため、昨年の1月には流通システム検討委員会を設置いたしまして、市場の社会的使命の維持達成に向けた取り組みへのご意見、ご提案をいただいたところでございまして、私どもといたしましては、この報告を受け、提言のありました改善策に対する取り組み状況や効果等を勘案しながら行政支援について将来的に協議を進めてまいったところでございます。その結果、本年の3月議会におきましてご審議を賜り、ご理解をいただいたところでございます。  したがいまして、今後は市場に対して報告書にも指摘のありました活性化に向けた市場自身の取り組みの強化あるいは経営の健全化を促す中で、消費者、住民、食料品、生産者にとって安心、安全な食の安定供給の役割を担う真に必要な卸売市場となるよう指導を強化してまいりたいというふうに考えておるところでございます。  次に、森林整備促進事業の推進につきましては、森林の持つ公益的機能を維持増進していくため人工林の下刈り、除伐、間伐等を推進し山林の荒廃を防ぎ、災害発生につながらないように、また水源涵養の役割を持たせる整備を進めていくとともに、不在村者に森林の良好な維持管理に努めてもらうための啓発活動などを行ってまいるとともに、国・県の制度を活用しながら事業の推進を図っていく所存でございます。  最後に、イノシシ等有害鳥獣によりまして農作物への被害が年々増加、拡大の傾向にございます。農家に深刻な打撃を与えております。そのためこれらの対応といたしましては、被害防護柵設置助成等によりまして被害縮小に努めるとともに猟友会西脇支部の協力のもと、イノシシ、シカ等の捕獲に努めるなど有害鳥獣による農作物被害を最小限に抑えるように努力してまいりたいというふうに考えております。  次に、農村整備課の中山間地域総合整備事業については、ご案内のとおり現在西脇市と多可郡の加美町及び八千代町を対象としました中山間地域の活性化を図るための県営土地改良事業としまして12年度より事業を実施しているところでございます。  昨年度は、県直営事業といたしまして比延地区のほ場整備8.4ヘクタール。上比延記念池下流水路約600メートルの工事を、また市の受託事業といたしまして同記念池の取水施設の修繕と鹿野の生活排水路130メートルの工事を行ったところでございます。なお、昨年度実施設計を終えました中畑住吉町の農道整備、堀・高島かんがい排水路整備住吉農村公園整備などにつきましては、本年度引き続き工事に着手をする予定でございます。  次の田園空間整備事業につきましては、北はりまハイランド構想に基づき、西脇市と多可郡1市4町が連携いたしまして地域の活性化を図ろうとする事業でございまして、11年度より事業実施しており、本年9月のオープンを目指しているところでございます。  当事業により、市内で整備する施設については田園空間博物館の南の玄関口として、また、情報発信拠点としての機能を担う総合案内所1カ所と、博物館のサテライト4カ所の整備を行ったところでございます。本年度は、引き続き総合案内所の建設、各サテライト施設設計工事、さらにはホームページを軸とした情報システムの作成を進めるとともに運営管理の一部を委託するNPO法人の設立を目指しているところでございます。いずれにいたしましても、西脇市、多可郡、1市4町の住民と共同作業による田園空間博物館づくりを進め、地域の活性化に資するような事業展開を進めていきたいと考えているところでございます。  最後に、商工労政課でございます。  中小小売商業活性化の推進についてでございますけれども、西脇市周辺に進出いたしております大型店舗の開設あるいは都市間競争激化並びに大手スーパーの再編成による撤退問題等、最近非常に厳しい状況ではございますけれども、これらを打破するためには魅力とにぎわいのある商業活性化の振興策が大きな課題となっておるところでございます。  現在、平成5年に結成されました西脇市商業連合会事業母体といたしまして、市内全商業者が一丸となって共通商品券の事業や、ポイントカード事業などの共同販売促進事業あるいは、後継者育成事業等共同事業に取り組んでおるところでございます。本年度も、引き続き中小小売商業活性化事業への支援を行ってまいりたいというふうに考えておるところでございます。  一方、平成12年度に作成いたしました中心市街地活性化基本計画に基づきまして将来を見据えた商店街づくりまちづくりTMO構想の推進母体でございます商工会議所や関係団体と連絡をとりながら、商業者、住民とともに進めてまいる所存でございます。  なお、さきの議会でも質問がございましたダイエー問題についてでございます。  本年8月にダイエーが撤退をいたすことになりますと、雇用問題やテナントの問題あるいは商業機能の問題、さらには地域経済に及ぼす影響など、西脇市だけではなく近隣市町にも大きな影響を与えるものということを思うものでございます。このため、市におきましてもこの問題解決に向けまして広域商業集積連絡協議会を設置いたしまして、権利関係者や県、商工会議所とも連絡を取りながら協議を重ねているところでございます。  ただ、私どもは若干のニュースをキャッチしておりますのは、今月末にもある程度の方向性が出されるものというふうに思料いたしておるところでございます。しかしながら、何分、この問題につきましては権利者の意向によって左右される問題でもございますし、また、風評が悪影響を及ぼすということもございますので、いましばらく時間をちょうだいいたしたく思っておるところでございます。  次に、地場産業の振興についてございます。  西脇市の地場産業でございます播州織、釣針、縫製業につきましては、長期にわたる景気の低迷、消費の冷え込み等を要因といたしまして、生産数量の減少や出荷額の伸び悩み等依然として厳しい経営状況下に置かれております。特に、播州織は、昭和62年のピーク時に比べまして、平成13年の生産数量が約3分の1に減少するというようなことで極めて厳しい状況となっておるところでございます。このような中で、地場産業振興の核となる財団法人北播磨地場産業開発機構につきましても、基金の運用益の減少に伴いまして事業費が大きく減少する中、業界自身の負担増を求めるとともに国、県等の補助も活用しながら、販路開拓事業やら新商品の開発事業等に取り組んでいるところでございます。  市も設立当初から機構事業の円滑な推進を目的といたしまして支援してきたところでございますけれども昨年度、償還期限を迎えまして高度化資金の返還をいたしましたことによりまして、14年度以降の基金運用益が見込めなくなるというこういう状況の中で、財団が行う事業につきましては、地場産業振興に不可欠であるというこの産地2市6町の合意に基づきまして円滑な機構事業の進捗を支援することになったものでございますので、ひとつよろしくご理解をお願いしたいと思うものでございます。
     次に、雇用対策の推進についてでございます。最近の雇用情勢につきましては、景気、経済情勢を反映いたしまして、引き続き厳しい状況下に置かれているところでございます。特に、近畿管内では全国の完全失業率を上回る7.1を記録するなど、中高年の再就職や事務系への就職が極めて厳しいものとなっておるところでございます。  西脇職業安定所管内におきましても、5月末公表の有効求人倍率は0.47倍で、前年同月を0.06ポイント下回るということで依然とこの厳しい状況が続いております。こういった状況の中で、本年度は失業者対策の一環としまして新たに人材育成事業等に取り組むとともに、企業内訓練事業Uターンバンク事業、あるいは勤労者サービスセンター事業などの推進を図ってまいりたいと思っております。また、国の交付金を受けて実施する緊急雇用創出事業につきましても、平成14から16年度の3カ年にかけて実施し、失業者の雇用機会の増大に寄与してまいるものでございます。  最後に、新規産業立地の推進についてでございます。  企業誘致を図ることにつきましては、地域経済の発展あるいは雇用の確保が図られるということとともに、特に異種産業の導入につきましては経済の多重化ということで不況に強いということで、まちを支えるということは今までにもいろいろあったわけでございますけども、現下の不況の中では企業の進出が大変厳しい状況であることも否めない事実でございます。引き続き、県を初め新規立地企業連絡協議会などとも接触を深める中で、アンテナを高くして情報の収集あるいはPRに努める中で、地元にも歓迎される企業誘致に取り組んでまいりたいと思っております。  最後に、私どもが国への事業協力として建設総務課を初め部を上げて取り組んでおります国道175号の西脇北バイパス整備事業につきましては、地元の協力をお願いいたしまして昨年から用地買収を行っておるところでございますけれども、早期完工を目指しまして今年度も引き続き万全の体制で取り組んでまいりたいと考えておるところでございます。  以上、大変はしおった説明となりましたが、建設経済部主要課題につきましての説明を終わらせていただきます。 ○遠藤委員長   ありがとうございました。建設経済部長からの説明は終わりました。  それでは、各課につきまして、各委員さんからの質疑を行いたいと思います。  それでは、まず、建設総務課につきまして、何か質疑ございませんか。 ○澤田委員   主要課題の中で、法定外公共物に係る国有財産の譲与手続ということで14年から16年までということを今、部長の説明があったんですけども、これは今現在使われていない里道とか水路の払い下げということになろうかと思いますけども、市内に大体どのくらい程の、これは筆数言うのはあかんねん、あれ番地ないですもんね。どのくらいの量を払い下げるような手続をしようと考えていらっしゃいますのか、ちょっとお聞きします。 ○山本建設総務課長   市内の里道、水路につきましては現在正直いいまして、箇所数は全く把握しておりません。ただ、登記所なり私とこの税務課で字限図を見ますと字限図の枚数が約1,500枚程度ございます。それで、箇所につきましては現在全く標準的に数を数えたんですけれども、全然字限図ごとに件数は違いますので、数はわかっておりません。それでこれにつきましては、本年度から3年間で市の財産として生きておるわけですけれども、主に原則は機能を有しているもの、現在水路なり里道として活動しておるものというふうになっておるんですけども、近隣なり県等の指導もありまして、この際に今活用してないものも一緒に取り入れて申請する予定にしております。 ○澤田委員   原則として活用しているものですか。不要になっているものという意味じゃない、反対ですね。わかりました。 ○遠藤委員長   ほかに。                〔〔なし〕の声あり〕  ないようですので、都市整備課25ページにつきまして質疑。ございませんか。 ○山上委員   総合市民センター、カルチャーセンターこれ、運営については、教育委員会、議会としては文教民生こういうことなんですけど、イで都市公園の整備及び維持管理ということに関連しますので、ご存じだと思うんですが、カルチャーセンターの南側の駐車場のこちら側に緊急避難用の滑り台がありますね。通常、あそこ小さい子供さんたち、また、親子さん一緒に遊んでおられる姿をよく見るんですが、先般、子供さんを抱っこされて上から滑られて腰、背骨をですね、相当痛められたということで長期入院をされたということで、私自身も緊急避難用というよりも滑り台かなという感じでおったんですが、そういった事故があったいうことで、現地、けさちょっと見てきたんですが、かなり急な斜面でして、石でつくってありますし、避難用の滑り台ということだと思うんですが、ただ、あれに沿って東側に階段がありますね。ああいう状態を見ますとですね、滑り台かなという、あそこ上がって上から滑っておりる。まあ相当スリルがあるんだろうと思いますね、あれだけの急斜面ですから。で、その事故のあったときは、すべりおりたところが砂もほとんどなかったという状態で、まあきょうは砂がきちっと入れてありましたけども。緊急避難用であるからそういったことはいけないとかいうようなきちっとしたやっぱりそういう掲示をする必要があるんではないか。先般も明石でああいった花火の事故でありますとか、あるいは砂浜にアリ地獄に入り込んだといったですね、事故がありまして、市や国やらの管理責任が相当問われている、そういったことにもなりますので、確かに危険だと思うんですね。事故があってかなり経過しておるんですが、そういった掲示もなされてませんしですね、どんなお考えなのかですね、お尋ねしたいと思います。 ○宮崎都市整備課長   今おっしゃいましたとおり童子山のカルチャーセンターの滑り台的な形については、当初はおっしゃるとおり緊急避難路的に設置されたものでありますが、それ以後、あの形態の中で非常に利用者も多い。非常にこの遊具の事故について、判断が難しいいうんですか、機能上に問題ある中での事故なのか、利用者のいわゆる利用、不注意言うたら語弊あるんですが、そういう中でも事故ということでいろいろ問題あるんですけども、我々としては今までよく利用されているんで、本来なら小さい子供さんが利用できるものではないと、小さい子供さんが利用される場合は、当然保護者の判断にゆだねるわけなんですが、今日までは、非常に私どもがかかわる以前から利用が高いんで、できるだけ砂の補完いうんですか、いう形で一応見守っとるわけでございますが、今また、以前にも童子山周辺で遊ぶところが少ないという意見もある中で、また、それを急にやめるということも何なんで、非常に判断には困っているわけなんですけども、今の状況ではできるだけ砂の補完をして余り、大きな問題があるようであれば、大きな判断をしないといけない時期が来るんじゃないかとは思っておりますが。答えになったかどうかわかりませんけど以上でございます。 ○山上委員   今の答弁ね、余り深刻に考えてないように私は感じるんですけどね。で、管理上もですね、その事故があったときには砂はほとんどなかったというふうに聞いておるんですね。今は、相当盛られてますけども、小さい子供さんがということですが、親のしっかりした人がですね、けがをなさっとるわけですから、そういった対応で今後いいのかなと、今の課長の答弁でねそんな気がするんですが、先ほど言いますように、そういう事故があったにもかかわらずですね、そういった対応でさらにまた事故があるということであれば、市の管理ということは非常に責任がある、問われてくるというようにも思うんですよ。だから、やっぱりそういう事故のないですね、対応ということをやはり実施するといいますかですね、そういった遊びに使うということはやっぱり危険だということの掲示をするような対応もやっぱり考えないかんのじゃないかというふうに思いますが。 ○岡本建設経済部長   ただいまのご指摘でございますけれども、この件につきましては4月の末だったと思うんですが、私どもの方にも一報が入りまして、結果としまして、老人に近い年齢の方がお孫さんを連れて行かれて滑り台を利用された。滑られたときに、下の砂が少ないといいますより圧縮されてかたくなっておったというような状況の中で、圧迫骨折をされたということでございます。確かに、担当課長から申し上げましたように、今、遊具の非常に危険性いうのが問題なっておりまして、それが先ほど言いましたが、機能上の問題か、あるいはまた本人の瑕疵によるものかいういろんなことがあるわけでございますけども、ただ、このことについて今多くの利用されておるいう中で、私どもとしては、これを停止をするということについては現況ではいささかどうかというふうに思いますので、管理を任せております総合市民センターともあわせまして、注意を喚起するというような対応等も早急に検討してまいります。 ○山上委員   二度とそういったですね、事故のないようにきちっとした管理をしていただきますように要望しておきます。 ○遠藤委員長   ほかに。                〔「なし」の声あり〕  ないようですので続きまして、土木課に入ります。  土木課につきまして、何か質疑ございませんか。 ○澤田委員   今、都市整備課の方で山上委員の方から公園の整備維持という問題、質問がありましたんですけども、似たようなことになるんですが、今、西脇駅の跡からずっと鉄道跡がきれいに整備されまして、西脇明石線という名前で立派な道路ができ上がったんですが、両側に植樹がされておりまして、その下に低木がずっと歩道と車道との間に植えられておるんですけども、あの道をずっと歩いてみますと、ホテルの前はきれいに今、低木の手入れもね、草なんかも生えずにきれいに整備されておるんですけども、逆にずっと北進をいたしまして、パチンコ屋の前の反対側西側の方、ここは低木がもう枯れてしまっておるとこがたくさんあります。それから、東播染工のとこからは、新しい去年できたばっかりですので、これはまだ、低木の方も元気しておりますけども、ただ草がものすごく生えてき出しました。だから、枯れておるのは多分夏場に水不足で、手入れが行き届かなかったから枯れたんだろうと。これから先、雑草が生えてくるのはどういうふうにするのか、この辺の管理、新しい公園をつくって立派な施設ができてきましてもなかなか、それが広がれば広がるほど後々の管理、手間が大変だろうと思いますけども、思うんですけども、その辺はある程度納得はできるんですけども、このままほっとくいうことは西脇の恥になるんじゃないかと、こういう思いもいたしますんで、なんか例えばその近くのだれかに委任をするとか、あるいは老人会にお願いをして守りをしてもらうとか、何かそういう方法をとりませんと、いつの間にか雑草に負けて何をしとんのやろうなという感じになってしまうと思うんです。  例えば、175号線を南へ行きまして高松とそれから滝野とのあの辺を走っておりますと、西脇市内の方は草ぼうぼう。それから、滝野の方はきれいに整備されとる。この辺の、国道ですから管理のあれが違うんだろうと思いますけれども、少なくとも、先ほど申しました市道の西脇明石線につきましてはですね、この間もレントンストリートというように名づけたところもありますし、何か維持、管理の方法を一遍考えてほしいと思いますけども、土木課長いかがですか。 ○黒崎土木課長   市道名は、西脇小坂線ということで、コクチナシという低木が植わっております。ご指摘のとおり、アピカ前とか商業者がおられるところというのは玄関先に水をやったり、管理が行きとどいとるという状況でございます。ただ、小西たばこ屋さんからパチンコ屋のあたり、それから今度開通しました区間につきまして、確かにご指摘のように2年ほど前からコクチナシいうのは、病害虫に弱いのかわかりませんけども、カイガラムシというものが大変つきまして、何とか我々も薬をまいたり、毎年やっております。ただ、そのカイガラムシというのが大変強い病害虫でございまして、いろいろ私も研究しましたけども、一番効果的なのは、一つ一つカイガラムシをつぶすのが一番ええということなんです。ただ、相当数が多いもんで、それはなかなかできかねると。それで、今、委員さんのご指摘のとおり、住民参加のもとでそういうふうな街路樹の管理等も今後検討したいと思いますが、あの区間につきましては、割と住家が張りついてないところでございまして、一度地元の自治会ともご相談させていただきたいと思いますけども、そのご提案につきましては以前にも聞いておりまして、今後検討してまいりたいと思いますし、また、コクチナシにつきましても、なかなか病害虫に弱いところがございます、管理が行き届かない場合は。だから、その辺で木の種類をその部分でもかえるとか、病害虫に強いものにかえるとか、いろいろ今後検討してまいりたいと思いますので、いましばらく時間をいただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○澤田委員   今、ご説明ありましたようにね、費用もかかると思いますけれども、西脇での一番のメインストリートでもありますんでね。何とか、よそから来られた方が何だ、これ西脇の管理はというようなことが思われんように、大変だと思いますけれども、よく面倒見てやってほしいと思います。お願いをしておきます。 ○藤本委員   主要課題の(2)のウ黒田庄滝野線、上比延バイパスの推進とこういうふうになっております。これにつきましては、何回か今まで議題に上がってきておるところでありますが、黒田庄側はですね、しっかり工事してきております。それで、途端に西脇市に入ってきてからですね、切れてしまっておるというのが現状だと思うんですが。これのですね、課題と書いてありますが、一番の問題点ですね、どういうところにあるのか、あるいはそれに対してどういう解決方法をとられておるのか、もう一度お聞きしたいと思いますが。 ○黒崎土木課長   この黒田庄滝野線につきましては、上比延バイパスの促進ということで、今この事業につきましては、野背池から青年の家の区間が第1工区、それから、黒田庄の方が第2工区になっておりまして、これ県の単独事業ということで進められております。現在第1工区につきまして、用地買収が進められておるところでございますけれども、まず、昨年とその前年度につきましては、いろいろと地図訂正とか、登記上の問題があったということを聞いております。それから、もう一件移転ができたということを聞いておるんですけども、今後ちょっと1件建物の交渉が難しいところがございますので、とりあえず、県単独事業で費用的にも、事業費も毎年少のうございますので、毎年その、二・三筆程度の進捗状況、買収ということで進めていくと私は県の方から聞いております。ただ、委員さんご指摘のとおり、なかなか進まないというような状況がございまして、我々毎年それについては、早く黒田庄滝野線について用地買収、積極的に頑張っていただきたいということで要望しております。  以上、簡単でございますが、今の私の聞いておる状況でございまして、補足説明がもしございましたら、用地担当の主幹の方からまたお願いしたいとは思うんですけども、一応そういうことで、土木課としては説明終わらせていただきます。 ○村上建設総務課主幹   先ほど、土木課長の方からも説明がありましたように、この区間につきましては県の単独事業で対応していただいております。先ほども、申し上げましたように野背池から上比延の青年の家のちょうど西のグラウンド端、それまでを第1工区として、現在、県の方では用地買収にかかられております。それから、グラウンド西から黒田庄の境までにつきましては、本年の4月14日に丈量図が完成いたしまして、これも後々追っつけ第2工区と同様に各地権者の方にまた、はんこ等をもらいに回って対応していくという状況になっておりまして、現在、先ほども言いましたように私どもも県と同様に話もしくは、解決に向けての諸問題がありましたら応援するということで、県の方にも早期にまたお願いしたいということで要望しております。 ○藤本委員   以前に、県道バイバス西脇上鴨川線ですね。あれも県がいろいろと交渉してということでしたけども、市の方へおろしてそれで、当時私も市会議員さんと一緒に地権者へ何回も回らしてもらって、それでどうぞこそ橋脚もついたような今状況なんですが、当時石野市長からも頼まれましてね、そういった経緯もあるんです。市の方もですね、できるだけひとつ、今も課長も大変努力されておることは聞いておるんですけども、総合力を発揮してですね。ひとつもっと、上司、上部の方もですね、これからもひとつそういう声かけもしていただいたりして、できるだけ早くできるようにひとつお願いしたいと思います。  それともう1点なんですが、その下のエでですね、西脇篠山線の道路改良ですね、これも随分以前から出ておるんですが、中畑住吉あの辺は随分広くなって、まあ地権者の協力もあって非常に地元の区長さんも力を入れられて、大変二十五・六軒の立ち退きもあったと思うんですが、できておるんですが、これについては現状、進捗状況はどうなっておりますですか。 ○黒崎土木課長   西脇篠山線につきましては、住吉工区と、それから上比延工区に分かれておりまして、住吉工区につきましては、ちょうど狭い幅員が足らないところ、前の農協のところですけども、そのそこで法線的にもおかしい、改良せなあかんということで、支障物件が3件ございました。そのうち1件契約が済んでいまして、今年度中に移転が終わりまして、用地買収が終わると聞いております。それから、あと2件に付きましても整備が急がれておりまして、鋭意交渉が進められております。今年度はあと2件につきまして、建物の移転交渉それからほ場整備による創設換地による用地がございますので、その辺の用地を買収されるということで聞いております。まあ大体あと1件用地の買収があるわけでございますが、それはちょっと地図訂正の問題がございまして、時間がもう1年ほどかかると聞いております。まあそれさえ終われば住吉工区については、ほぼ道路改良の用地買収については終わると聞いております。  それから、上比延工区につきましては、原之橋から一般に言います岩花の交差点のところまで、これ、ご存じのように、ちょうど日本橋梁の前につきましては大体終わっておりまして、今現在できておらないところは、原之橋から少し100メートルほど西側に工事がまだできておりません。しかしながら、そこにつきましては、用地買収は既に終わっております。ただ、ほこらというものがちょっとありまして、用地買収は終わっておるんですけど、ほこらの移設がございます。それがあるんですけども、特に問題はなかろうかということで今年度に、その100メートルほどあるんですけども、改良ができて、原之橋から岩花間については、ほぼ今年道路工事に着手するというように聞いております。 ○藤本委員   了解しました。 ○山上委員   今、委員の方からもありましたけども、主要課題は4年前から、去年もおととしも同じ形で上がっておる中でですね、今少しずつ進展しているというような報告ではなかろうかと思うんですが、要はですね、用地買収をいかに早く進めていくかということが一番のポイントだと思うんですね。そういった面で、これ県事業ということですから、前田技監にお尋ねしたいんですが、この西脇のですね、関係する県としてのそういう用地担当者。どういった体制で進められとるのか、当然市も一体になってやってもらわないかんということですが、県の事業ということでもありますから、その辺をちょっとお尋ねしたいんですが。 ○前田技監   今、県道整備につきまして、県単独事業で行われている部分の工事がですね、着手化、長年経過している中で、少しずつは進んでいるのだけど、かわりばえはしないと、成果が上がっていないという内容でございます。県土木事務所の用地職員ですか、用地交渉及び契約の執行体制をご説明しますと、西脇地区に関してはお一人だけでございます。正規の職員が。それで、法務局への登記、嘱託登記等でですね、嘱託の方がおられる。2人体制でやっていただいております。そういう中で、県の方から要請があれば、私ども市の職員が随伴してですね、その土地独特のものがございますので、サポートをするような形にしております。  今上比延地区の二つの工区ですね、それと西脇篠山線の住吉工区の区間でございますけれど、いずれも用地の問題がありまして、暗礁に乗り上げているところもございます。黒田庄滝野線のところにつきましては、平成7年から開始しておるんですけれど、一応ですね、部分供用可能な区間ということで300メーター余りを最初に集中投資して用地交渉して完成図って部分供用すると。それから、残り300メーターぐらいの間、黒田庄境のところまでですけど、それはその次としてたんですけど昨年度、すいません、県単の事業でございます。それで、用地交渉が難しければ、社土木事務所の中の道路予算として別に使えるところ促進できるところへ振り回すということが、所長の限りで可能な面がございます。そういう中でですね、若干交渉ごとに力が入らないのか、県単事業のみでなく、西脇地区、市内では公共事業もございます。そういうところでやっぱり難しい土地がございます。そちらに、全勢力を注いでると受けとめたいんですけど、そういう状況がございます。  で、黒田庄滝野線に戻りますけど、そういう中で、要はできるだけですね、黒田庄滝野線に箇所づけされた予算についてはその路線で執行したいということで、第2工区の用地測量、それと丈量切りまでを13年度、工区を延伸する形でですね、進めているわけです。で、その予算で要は700メーター前後の中で用地を買えるところは整備して、黒田庄の方は路帯が見えてきてますんで、そういう体制に入ったというところでございます。  一方、西脇篠山線の現在進めてますところは上比延の東側の工区ですね。先ほど言いましたら岩花の交差点から原之橋の間、それと住吉工区で机新橋から東側の間でございますけれども、いずれも用地なり物件等で難しいところがございますけど、少しずつ進んでいるのかなと感じおります。  それと、もう1点同じようにですね、センターラインの入ってない道路で、西脇篠山線、上比延の人家連檐部のところでですね、のところの整備ですけれど、実は、平成9年度に地元の地区の皆さんとどういうふうに道路計画を持ったらいいのかということを、県の方は地元の皆さんと相談してですね、現道の拡幅というようなことでですね、測量を終え、計画の明示まで、現地に明示までされたと聞いております。ただ、いずれも住吉の工区、上比延の原之橋と岩花の交差点の間の完了はまだですので、それ以降に人家連檐部を着手したいというスタンスで前々から来ておったんですけど、昨年、地元の皆さん区長さん初めですね、県の方に陳情された経緯がございます。その時にはちょっと今、社会状況が変わっている中で道路予算もですね潤沢には確保できない中で、9年にお示しした計画の区間についてはですね、車の利用等ないしは交通の安全とは確保できない箇所を対処的に整備をしたいということを言っていただいておりまして、今の段階ではやむを得ないかなということで、区長さん初め土木の役員さんですか、納得していただいたところでございます。ちょっと長々と説明なりましたけど、以上でございます。 ○山上委員   用地の、体制ですね、極めて1人あるいは登記の担当入れて2人という状況でね、非常に体制が不足してると言わざるを得ない状況だなというふうに感じます。用地の取得に当たって、まず、道路を広くするとかいうことに、その計画に地権者が同意してもらえるかどうかということがまず第一歩だと思うんですね。その後、価格をどうするかといった問題が出てくると思うんですが、この西脇篠山線についてはですね、第2工区上比延でですね、これ現状拡幅ということで沿線の地権者の方は同意もされておりまして、今、技監からありましたように、県の方とのそういった説明会もあり、くい打ちもされてですね、来ているところですから、昨年でしたか、期成同盟会の中で、私も県の方へ要請をしたときのですね、今、技監が言われたような経済状況が非常に変わってきてる中でね、そうは言っても非常に危険な狭い箇所も何カ所かあると、そういったところをやっぱり拡幅していくということが必要やということを、そういった答弁をしていただいとるんですが、あのところ走っていただきますとですね、朝通学の時、大きなトラックも入りますし、ゴルフ場への船のような車が入ってきたりもよくするんですが、非常に危険な箇所がありましてね、ぜひですね、財政的なこともあろうと、それはわかるんですが、事故があってからでは困りますしですね、ぜひ、早急に事が進んでいきますようにですね、用地担当、県と市担当ですね、一体となって、また、今ありましたように理解して役員さんが帰られたということで決してありませんので、そのことはひとつ誤解のないようにお願いしたいというふうに思います。 ○澤田委員   それじゃ、主要課題のうちの2のイ。西脇八千代線の道路整備なんですが、私、国土交通省からの西脇から多分出た要望だろうと思うんですが、それに対する国土交通省の回答の写しを今手元にあるんですけれども、平成12年から兵庫県において国庫補助事業により自転車歩道の整備に取り組んでいると。14年度は引き続き用地買収及び工事を推進し、事業の早期完了を図るとこういう回答を国土交通省から出てきておるようなんですけども、今あそこ通ってみますと、1カ所だけ何か用地買収が手つかずになっとるというんですか、茜が丘の付近はもう広がってますし、それから向こう側から出てきて一級建築士でしたかね、誰かの事務所のあるところも石垣を取り払ってもう広がってきてますから、もうあとほんのちょっとだけなんですけども、これは県の事業だと思うんですが、もう一遍技監、この辺もちょっとご回答いただけますか、残ってるとこ、いつごろに完了するんかいうこと。 ○前田技監   お答えいたします。西脇八千代市川線、野村地区の自転車歩行車道の設置についてでございますけど、3.5メーターの歩道を北側、山側の方ですけど、拡幅すべく平成12年から交付金Aという予算なんですけど、実質は補助金と考えていただいていいのかなということで、建設省の方から補助金いただいて県の方が執行しているものでございます。それで全長が600メーター余りあったんですかね、そのうちですね、今工事、現実に今残ってますのが200メーター余りございます。残っている原因はやはり用地問題でございまして、用地の筆が4筆ございます。関係地権者は3人の方。うち、1件は契約をいただいております。で、当事者2人の方が3筆でございますけれど、その当事者の方の用地がですね、筆境、民民境においてかなり主張をされてる場所が異なりまして具体の数値でいきますと30メーターでございます。12年度の繰越予算と13年度の繰越予算でもって、今ある姿の予算、投入ができて用地買収をして工事両側から攻めてきたという形で終わってるんです。もともとは13年度に用地を全部買って、なおかつ工事を一部しようというようなスタンスで国の認可はいただいてたんですけど、実態的には用地境界係争されてる方の土地が買えないということで、契約済みの方の土地も含めて工事できない部分が230メーターほど残ったということです。  今後の見通しでございますけれど、2人の方が3筆ございます。係争にかかってない土地1筆の買収を行いまして、事業目的については賛同していただいてます。だから、あと用地単価の交渉になるんですけど、その1筆と契約済みの1筆、約100メーターぐらい延長にしてあるんですけど、その部分の箇所がですね、13年度予算の一部繰越分と14年、今年度の予算で何とか執行できるかなという見通しです。民民の係争ですから、私ども職員随伴してですね、サポートさしていただいてるんですけれど、結局交渉以前の話のところがございまして、今、今年度終わったら130メーターが山の面をして、何かそれでは危険ですから、側溝に古いどっかから持ってきたコンクリートぶたぐらい置いて、何とか緩和して通っていただくというようなことになろうかと思うんですけど、そういう状態の中でですね、折り合いのつかない、土地の境界で折り合いのつかない方々の何とか妥協いうんですか、お二人の、期待しているようなところでございます。 ○澤田委員   よくわかりました。それと、ちょっと重要課題、主要課題から外れるんですけども、きょうの神戸新聞でですね、社で高校生がダンプに跳ねられて死亡したというような記事が載ってましたんですけど、同じようなことが野村の商店街の、かねてから私がいつも申してます、歩道の狭いのん、あれは県道何線でしたか、郷瀬野村線。あれのところもですね同じように子供や学生がたくさん通りますんでね、今日の事故と同じような事故がいつ起きないとも限りませんので、技監からは、こういうふうにしたらどうだろう、というような話も伺ってますけども、できるだけ促進をしていただいてですね、もう少し歩道を広げる方法を早くとっていただかんと、非常に危険が多いんじゃないかなと思いますんで、これは要望いたして終わらせていただきます。 ○遠藤委員長   ほかに。                〔「なし」の声あり〕  ないようですので、建築課に入ります。  建築課何かございませんか。                〔「なし」の声あり〕  ないようですので農林振興課に入ります。  ありませんか。藤本委員。 ○藤本委員   農林振興課ですか。 ○遠藤委員長   そうです。32ページ。 ○藤本委員   主要課題の1の生産調整対策の推進について。これですね、ことし、これに関連して山田錦の生産をね、4割ほど減らしてほしいと、こういうことが途中で出てまいりましてね。既にもう肥料なんかは来てしもとったわけなんですが、非常に混乱が現場で起きておりまして、実際困っておるわけなんですが、こういうふうな方向の転換をする場合ですね、大分早く方向を示してやらんといかんと思うんですが、JAとの連絡等もですね、こういう生産調整のときにうまくやっていただいて、ひとつ農会の方もですね、対応できるようにお願いしたいと思うんですが、今年はなぜおくれたんですかな。 ○上月農林振興課長   生産調整の関係で山田錦のことなんですけども、最近酒米ですか、山田錦の場合は酒米に利用するわけなんですけども、最近酒が非常に売れる量が少ないという中で、やはり、酒造業者も酒をつくるのに大分制限されてるという中で、販路が非常にダブついている関係で売れ先が少ないという中で、ことしも灘五郷の方からも大分制約をされてきていると、灘五郷の場合は、ほとんど三木、吉川の方で出ているのが本来で、このJAみのりの関係につきましては、一応県外に多く出荷されとるというように聞いております。その中で、やはり酒造会社での酒米、酒としての需要が少ない関係で、出荷できないというふうな結果になっておりました関係で、農協も売れ口がなくなって倉庫にダブついているということで、4割減反というふうな形になっとるそうでございます。これにつきまして、農協も販路についていろいろとあちこち行かれて努力されておるそうでございますけれども、これも、一般の小粒米よりやはり価格がいいということで生産者自体も山田錦を多くつくられておるということでございますので、一応ダブつきがあるという中で減らされておるというのが状況でございます。 ○藤本委員   ダブつきあるいうことで、それはもうわかっとるんですけども、その方向をね、決める場合はもっとやっぱり早くしてやらんと、肥料は、そのどんとこいの肥料を配ってしまっておるでしょう。それで、やっぱりそれをまきゃあいいというたらそうなんですけども、やっぱり施肥計画も示しておるんですから、そういうことはもっと早くやってほしいなというのが農民の意見なんでね。それで特に、西脇市ことし、山田4割近くも減らしておるでしょう。そしたら例えば中町なんかやったら、酒屋と昔から直にですね販売契約しておる、あるいは吉川なんかも多分そうだと思いますけれども、しておるということで、減らすんでも徐々に減らしていってると、あるいは、もうそのままで来てると。西脇市だけ今までやってなかったいうことで、ドーンとこれ一遍にね、来ておるというふうなことだと思うんですけれども、その辺ですね、JAとも十分コンタクトをとっていただいてですね、できるだけそういうものは早く方向を示してきてほしいということを要望しておきます。 ○遠藤委員長   ほかに。                〔「なし」の声あり〕  それでは農村整備課に入ります。  ありませんか。                〔「なし」の声あり〕  それでは商工労政課。 ○澤田委員 
     先ほど、部長の説明の中で、TMOの話が出てきてんですけども、中心市街地の活性化法に基づいてTMO云々ですが、現実に商工会議所を中心としてTMOが立ち上がる準備が今進んでおるようですけども、中心市街地活性化法を利用しながら中央通りの拡幅いうことが計画されとると思うんですけども、TMOの立ち上げはいつごろを目指しておられるのか、多分会議所とはいいながらも、商工労政がアドバイスをしながらというか、一枚かんでというか、やっておられると思いますんで、その辺のことをちょっと教えていただけませんか。 ○吉田理事付主幹   お尋ねの件は、TMOをいつごろ立ち上げるかということだと思います。これにつきましては、現在、今委員おっしゃいましたように会議所の方で組織なり、資金運営について検討しております。私どもとしましては、市の方へ提出していただければ、法に基づいて認定はできるわけですけれども、事業内容と組織がしっかり固まらないうちに認定しますと、認定しただけということで機能しないというふうに判断しております。そういった考えの中で、会議所の方へは、組織の充実もしくは体制を整えて、それとこの二・三年ぐらいの事業計画、そういったものの概略と資金運営、それを明らかにしてくださいということを言っております。そういう中で、今検討しておりますが、今の状況でいきますと、秋口ぐらい。早くて秋口でないと設立できない、そういった状況にあります。 ○澤田委員   これは、ちょっと話がそれるかもわからんのですけどもね。今の国の財政の関連で西脇市くらいな規模ですと、道路の改良というんか申請というのか、そういうのは1本ぐらいしか認めてもらえんというようなことで、この中央通りを拡幅いうのか、市街化活性法に絡めて中央通りを拡幅しようということだと思うんですけども、今、西脇市で最優先されているのはこの中央通りだろうと思います。ところが、ちょっと話がもとに戻って恐縮なんですけども、今、29ページの都市計画道路、西脇滝野線あたりになりますと、昭和46年に一応都市計画路線として認定されとんですね。こんなもん都市計画道路がずっと今ここ上がってますけども、未着工の分が認定だけしておいて、未着工の分がようけあると。だから、今先ほど私申し上げましたように、市内でこういう大きな道路1本いうことになると、中央通りを最優先するならするで、早急にかかるなり、早いことこれ片づけてしまわんとですね、次のとこ後のとこが何もせんままに時間ばっかりがたつということになってしまおうかと思うんですけども、その辺は、これは、だれにお尋ね、市長にお尋ねしましょか、技監が答弁ですか、技監で。 ○前田技監   今、都市計画決定されてます都市計画道路、いわゆる街路ということ、街路についてのご質問でございます。中心市街地活性化の中で、事業としてですね、東西の軸ということで街路名で西脇上戸田線が上がっております。実際に道路整備をするについてはですね、いろんな事業手法が考えられておりまして、先般3月の末にですね、県の方が示しました北播磨県民局が示しました基盤整備プログラム、社会基盤整備プログラムというものがございまして、その中では、175号の上戸田南交差点からは、道路としては427号、一般国道の427号でございます。旭商会のところからアピカのところまでが、前の西脇駅でございますけど、西脇駅停車場線でございます。その2本の路線がございまして、整備プログラムの中では、前期と後期と事業化する時期を明示しておりまして、前期にですね、427号の方、旭商会から175号までの間を前期に着手して、後期については事業を継続中であるというスタンスを明示しております。  一方、西脇停車場線の方は事業として二つ今県の方は示しておるんですけど、西側、アピカからセンティア間のところでは、西脇上戸田線という都市計画道路の整備事業でもって整備したいと。で、後期から着手。後期の間に着手したい。前期、後期の境目は19年と20年でございます。それとセンティアから旭商会の間につきましては、県道事業として停車場線の整備という形で合計3つほどのですね、事業メニューでもって順次東から整備をしたいという内容でございます。我々としましては、同時にですね、まちづくり中心市街地活性化の中でですね、県の事業化がされやすいような条件整備をしながら、なおかつ周辺のまちづくりとも合わす形でですね、まちの基盤及び道路の基盤を整備していきたいと考えております。  一方、杉原川右岸側のですね、南北道路でございます西脇滝野線が都市計画決定を打たれたまま整備をされてないということでございますけど、まさしくそのとおりでございます。これは、私ども市に限ってのことではございません。昭和20年から30年代にかけて、そのときのフレームで、フレームいうか、要は20年、30年見越した形で、都市はこうあるべきやという中で必要な骨格道路として定めらてる道路でございまして、法に基づく決定でございまして、関係する部分については私権の制限も従来からしてきております。そういう関係もございます。  それで今、この時代にですね事業化ができないというのはいろいろ要件ございますですけども、例えば、変更の決定をしてもう外してしまったらとかいう議論はあるわけですけれど、これだけ長きにわたってなおかつ、全く要らないという状態は考えられない道路でございます。郷瀬野村線自体がですね、1万4,000台ほど走っている部分、南の方へ行きますと、1万1,000台ぐらいの交通量なんですけど、3,000台前後の差はありますけど、1万を超える交通量が3キロの道に流れてるわけです。だから、それと並行してます同じく南北の交通機能を果たします西脇滝野線必要でございます。というふうに認識をしております。ただ、今当面、事業化というところについては、将来検討するということでご理解いただきたいと思います。当面郷瀬野村線については交通量等勘案して先ほどの土木課の関係でおっしゃられた内容なんですけれど、歩道の再整備何とかないものか、検討していっております。交通量に影響与えないような形でしております。都市計画道路については、いずれも長期間なおかつ多大な予算を投資してようやくできる内容でございます。一つ一つ。1工区1工区ですね、事業完了に結びつけることが肝要かと思います。ご理解をいただきたいと。 ○澤田委員   今、主要課題の2番にも上がってますんですけどね、地場産業というのは今非常に低迷してますねだからそういう中で西脇市っていうのか何か活気がないというような感じを受けるんですよ。だから、公共投資でせめて、公共投資で活気をというのも公共投資が即そのまま、まちの活性化の活気ということにもつながらんかもわからんですけども、西脇周辺の町を見てましても、中町あたりはものすごい道が、あんなにたくさん東西の道が、あるいは南北の道が要るんかいなと思うほどたくさん道ができてますし、社の方へ行っても同じことなんですね。何か、狭い、狭っくるしい道っちゅうのは西脇だけのような気がしますんでね、この辺のとこ、せめて中心市街地活性化にかこつけてですね、できるだけ早いこと建設の土音を聞かしてほしいなとこのように思いますんで、なかなか財政的にも難しい中ですけども、その辺のご配慮いただけたらなとこのように思います。答えは要らない。 ○遠藤委員長   ほかに。 ○山上委員   部長の説明にもありましたように、雇用の問題極めて深刻です。今、澤田委員言われますように地場産業も長期低迷しておりますし、またダイエーの閉鎖といった問題もありますし、直近の有効求人倍率が0.47倍、いうことは100人の職を求める人に対して47人しか就職することができない、選り好みなしで。あとの53名は職にありつけない、こういった実態を示す求人倍率の数字ですね。で、きのうの文教の中でもリストラの話がありましたが、リストラていうのは、リストライコール人減らしやと、こういった今イメージが出てますけども、リストラ、すなわちリストラクチャリングは、企業の再構築と、こういったことだろうと思うんですが。以前はやはり企業はですね、人を雇用するということは終身雇用というのが基本だったと思うんですが、最近の世相は人も物も同じ扱いにされてるといった風潮ではないかと、いうように思うんです。  そんな中で国の緊急雇用対策、8事業ですか、あるいは西脇市も、としての200万の予算を組んでですね、職業訓練を受ける、そういった施策展開をしていただいとるんですが、さらには、北播磨雇用開発会議ということもありましたが、職安を窓口として、事務局として、そういった委員会もつくってもらっておるんですが、非常に詳しいそこではですね、現状の数字ちゅうのがでてきてるんですが、すべてそれが後追い的な状況にあると思うんですね。雇用をする、開発するとか、やっぱり人を大事にするそういった対策というのは、国も地方も何かそんな大きな流れの中で、上場企業がああいった状況ですから、国がそういう状況になっとるというのはわかるんですが、やっぱり人を大事にするですね、そういったことを施策として中心に据えた対策というものを打っていかないと、流されっ放しで、後で何ぼ拾っていくいうたて、拾い切れるもんじゃないと思うんですね。そういった面での対策会議のあり方ですね、そういったことをひとつ実態を踏まえてですね、前向きの対策案が構じてもらえるようなですね、商工労政もメンバーだと思いますからぜひ、お願いしたいなと、こういうように思うんです。 ○内橋商工労政課長   今の雇用の問題でございますけれども、委員さんご指摘のとおり大変厳しいのはみなさんもうご存じのとおりだと思います。それで、先ほどから話ありました雇用開発協会等いろいろと会議所なり職安なり、また県担当者等で協議をいたしております。ご指摘のとおり後追いと言われればそうかもしれませんけれども、それなりの会議はやってるつもりなんですけれども、なかなかこの問題につきましては、西脇市だけとか、そういう形では前に行けないというような形で、市におきましても、今言われました緊急雇用なり、人材育成なりいろいろとやっているんですけれども、まずもとの、国の全体の景気を何とかしていただきたいいうのは今我々思っておるんですけども、かといってそうはいきませんので経済を持っております私ども商業なり工業、すべての振興をまずやっていけば、当然雇用にもつながるということを思っておりますので、その面からも頑張っていきたいと思っております。 ○山上委員   西脇に所在するですね、立派な企業の社長ですが、人本主義ということをよく言われるんですが、「人ありて企業だ」という、そういう理念のもとに経営をなさっとる。非常にこういった地場産業の関連のとこですけども、元気に活動なさっておるということなんですね。今までは、働く勤労者もですね、企業への帰属意識、企業への忠誠心というのが、非常に強かったと思うんですね、そういう中で、人は物とは違うと。いう理念をきちっとやっぱり持った経営に携わってもらう。そういったことが一番大事だと思うんです。そんなきれいごと、背に腹変えられんという状況なのかもしれませんが、しかし、将来を展望する場合、そのことを基点に置いたですね、基本に置いたそういった対策をぜひやってもらいたい。官、民。官の場合はそういった失業とかそういったことは余りわからない面があろうかと思うんですが、非常に今、民の状況は厳しいですから、そのことをひとつ十分踏まえていただいて、雇用開発会議を効果の上がるような、後追いではないですね、対策をぜひできるような発言を強化をしていただきたいということを強く要望しておきたいと思います。 ○遠藤委員長   私、もう1点、この機会に聞いておきたいと思うんですけども、西脇市の観光の振興に関連いたしまして、以前いただいた西脇市の統計書の中に観光客の形態ということで、平成12年度は50万4,000人とか、こういった数字が出とるんですけど、こういった算定基準いうんですか、どういうふうに数字を商工労政で把握されとんのか、ちょっとお尋ねしたいと思います。 ○内橋商工労政課長   観光客の入込数でございますけれども、これにつきましては推計値という形で、例えば12年度の数字50万4,000人。13年度につきましては49万4,000人という数字上げておるんですけれども、例えば日本へそ公園につきましては、地球科学館の入館数の2.5倍。そういう形でほかの美術館、そういうところは、実地の人数は出るんですけれどもあじさい園なり、ほか、そういうところの数字につきましては、推計で上げているというのが実態でございます。 ○遠藤委員長   それで、その中で私13年度の統計書なんですけれども、宿泊が8万3,000人ということが観光として出とるんですけど、大きな8万3,000人の内訳いうんですか、わかると思うんですが、それをお聞きしたいと思うんですけど。 ○内橋商工労政課長   12年度の分ですね。 ○遠藤委員長   そうです。 ○内橋商工労政課長   8万3,000人の内訳につきましては、ホテル関係で5万7,000。旅館2万、あと公的宿泊施設で1万2,000、その他1万2,000ということで8万3,000人。 ○遠藤委員長   これ、お聞きいたしましたのは、西脇市もいよいよ大きくかかわって道の駅ができるということで、先日も西脇の出身の方にお便りをいただいたんですけども、明石の天文科学館に行ったと、そこ行きますと、子午線の通るまちということで西脇市の写真なんかがPRして大変うれしかったと、また、ビデオが流れておって、西脇市の風景も出とって懐かしく思ったというようなことをお聞きして、やはりこういった連係プレーをしながら、西脇にも観光客の誘致につながるようなことをやっていただきたいなと思います。そうすれば、今出ておりましたように雇用を含めて、また、西脇市の地場産業の品物も売れるであろうし、そういったことが大事であるように思いますので、今後はそのような形で子午線の通るまちと、お互いにPRをさらにしていただくということもお願いしておきたいと思います。  つけ加えますけども、その方が、プラネタリウム行かれたんですかいうて聞いたら行きましたと、ガランガランで寝てましたということで、西脇市も大変やなと思ったのが実感でございます。  ほかにございませんか。                〔「なし」の声あり〕  ないようですので建設経済部は終わります。  続きまして、上下水道部に入りたいと思います。  それでは、上下水道部の今中部長、説明をお願いいたします。 ○今中上下水道部長   上下水道部の所管業務につきまして、その概要をご説明申し上げます。それでは、資料の37ページをご参照願います。  上下水道部が所管いたしております事業は、上下水道事業、簡易水道事業、公共下水道事業、農業集落排水事業並びにガス清算事業の5事業でございます。まず、管理課、水道課並びに下水道課の3課で業務を行っておりまして、職員は39名で、内訳につきましては記載の通りでございます。  水道課の春日浄水場では、2交代制によりまして24時間体制で浄水の生産、及び排水を行うとともに、日曜、祭日並びに夜間の緊急連絡窓口としても対応いたしております。各課の業務内容の所掌事務につきましては記載のとおりでございますので、ご参照いただきますようお願い申し上げます。  次に、主要課題につきましてご説明申し上げます。  まず、管理課でございますが、資料の37ページに記載しておりますが、水道料金、下水道料金等の徴収体制の強化でございます。これは、昨今の経済情勢の悪化に伴いまして、水道料金や下水道料金の未払いが増加いたしているところから、従来以上に収納率の向上に取り組んでまいるものでございます。  続きまして水道課の主要課題でございますが、資料の38ページに記載しておりますが、安全で良質な水道水の安定的な供給でございます。これは、上水道事業の使命として安心で良質な水道水を安定的に供給することにあることを踏まえまして、水源の確保を初め施設の整備に取り組んでまいるものでございます。  最後に、下水道課の主要課題でございますが、資料の38ページに記載しておりますが、公共下水道事業及び農業集落排水事業の整備促進でございます。  ご案内のように、公共下水道事業は平成20年度を目標年度に定め、整備促進を図っております。また、農業集落排水事業は現在6地区が完了しており、残すところ2地区が今現在施工中でございます。これらは平成17年度完成に向けて取り組んでいるところでございます。  なお、39ページと40ページには、参考資料といたしまして、水道事業、簡易水道事業、公共下水道事業並びに農業集落排水事業の概要を記載しておりますので、ご参照賜りたいと思います。  また、13年度の水道、簡易水道事業、各事業の経営状況について概略をご説明申しあげます。資料の14ページをご参照賜りたいと思います。  まず、水道事業会計では、収益的収支の収入額6億9,300万円、支出額は6億2,500万円と収支差し引きの単年度収支で6,800万円の黒字となっております。13年度末の利益剰余金は1億4,800万円となりました。  また、簡易水道事業会計では収益的収支の収入額4,100万円、支出額3,800万円と収支差し引きの単年度収支で300万円の黒字となっております。13年度末の利益剰余金は2,000万円となっております。  以上のような経営状況となっておりますが、今後とも経費節減等図りまして、企業努力により経営健全化に努力を図ってまいりたいと考えております。  以上、簡単な説明となりましたが、上下水道部の所管業務の概要説明を終わらせていただきます。 ○遠藤委員長   ありがとうございました。今中上下水道部長からの説明が終わりました。  それでは、各課につきまして質疑に入りたいと思います。  まず、管理課、何かございませんか。                〔「なし」の声あり〕  ないようですので、水道課に入ります。水道課何かございませんか。                〔「なし」の声あり〕  ないようですので、下水道課に入ります。下水道課何かございませんか。                〔「なし」の声あり〕  ないようでございますので、上下水道部は、各3課ともないということで終わりたいと思います。  それでは、終わりに当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、各委員さんにおかれましては、早朝から当委員会にご出席をいただきましてありがとうございました。また、本日、各委員から質疑として出ましたことにつきまして、理事者の皆さん方には今後の市政運営に役立てていただくよう切にお願いしておきたいと思います。  これをもちまして本日の建設経済常任委員会を終了したいと思います。  これにて散会いたします。ありがとうございました。                △閉会 午前11時45分 平成14年6月20日                              建設経済常任委員会                              委員長  遠 藤  明...